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個人開発者のためのSaaS料金比較 — Vercel・Supabase・Firebase

Vercel・Supabase・Firebaseの無料枠と有料プランを比較。個人開発でスケールする際のコストと、おすすめの構成を解説します。

個人開発のインフラ選びでコストを最小化する

個人開発では「無料で始められてスケールできる」プラットフォーム選びが重要です。最初は無料枠を使い、ユーザーが増えてから有料プランに移行するのが定石ですが、各サービスの無料枠の制限と有料プランへの移行コストを事前に把握しておく必要があります。

Vercel(フロントエンド・サーバーレス)

無料枠(Hobbyプラン)

個人利用なら十分な無料枠が用意されています。帯域幅100GB/月、Serverless Function実行時間100時間/月、ビルド時間6,000分/月が含まれます。カスタムドメインも利用できます。

Proプラン($20/月〜)

商用利用や複数人でのチーム開発に必要です。無料枠の制限が大幅に拡張され、帯域幅1TB/月、ビルド時間24,000分/月になります。トラフィックが多いサイトでは帯域幅の超過料金($0.40/GB)に注意が必要です。

適合するユース

Next.js・Nuxt・SvelteKitなどのフレームワークと相性がよく、GitHubと連携してプッシュするだけでデプロイが完了します。個人ポートフォリオ、ランディングページ、小〜中規模のWebアプリに最適です。

Supabase(バックエンド・データベース)

無料枠(Freeプラン)

PostgreSQLデータベース500MB、ストレージ1GB、月間アクティブユーザー50,000人まで無料です。ただし、7日間アクセスがないとプロジェクトが一時停止します(Proプランでは停止なし)。APIリクエスト数の制限はありません。

Proプラン($25/月〜)

データベース8GB、ストレージ100GB、プロジェクトの自動停止なし。本番運用で安定稼働させるには必須です。データベースのサイズが大きくなると追加料金($0.125/GB)が発生します。

適合するユース

認証(Auth)、リアルタイムサブスクリプション、Edge FunctionsがオールインワンでPostgreSQLを使えるため、フルスタックアプリの開発速度が上がります。Firebase代替として注目されており、SQLが得意な開発者に向いています。

Firebase(Googleのサーバーレスプラットフォーム)

無料枠(Sparkプラン)

Firestoreは1GBストレージ、読み取り50,000回/日、書き込み20,000回/日まで無料。Cloud Functions(第2世代)は200万回/月まで無料。Authentication・Hosting・Cloud Storageも無料枠あり。

Blazeプラン(従量課金)

使った分だけ払う従量課金制です。上限設定をしないと予期しない高額請求になるリスクがあります。予算アラートの設定を忘れずに。

適合するユース

リアルタイムデータベース、プッシュ通知(FCM)、アプリ分析(Analytics)が必要なモバイルアプリに強みがあります。Googleエコシステムとの連携が豊富です。

構成パターン別おすすめ

構成フロントエンドバックエンド月額概算
個人ブログ・LPVercel無料不要$0
小規模WebアプリVercel無料Supabase無料$0
本番SaaS(小〜中規模)Vercel ProSupabase Pro$45〜
モバイルアプリFirebase BlazeFirebase Blaze従量課金

スケール時のコスト試算

月間1,000ユーザーを超えてくると、各サービスの制限に引っかかり始めます。特にデータベースのクエリ数と帯域幅が増加します。Supabaseは月間アクティブユーザーが50,000人を超えるまで無料なので、初期フェーズでは有利です。

計算ツール

  • [Vercel料金シミュレーター →](/vercel-pricing)
  • [Supabase料金計算 →](/supabase-pricing)
  • [Firebase料金比較 →](/firebase-pricing)